チクチク痛い 傷つけてごめんね
「チクチク痛い 傷つけてごめんね」
イライラも限界に来ていた。
掃除機がぜんぜんゆうことをきかないのだ。パカっとすぐに先端が外れるのだ。動く度に外れるのだ。
何度目かで外れた時、頭に来て、あほーーーっと床に思いっきり叩きつけたら、結合部分が砕けてしまった。欠片が飛び散った。ああ我ながらバカ力。
結合部分が砕けたのではもうアウトだ。
はめてもすぐに外れる。さっきよりもひどい状態になってしまった。
仕方がないのでガムテープで結合部分をぐるぐる巻きに固定した。
すると今度はスムーズに動いてくれた。ガムテープで固定したのでもう外れない。なんだか快適だった♪
そっか、最初から結合部分をガムテープで固定すればよかったのだ。そうすれば今まで動かす度に外れてははめて外れてははめてといううっとしー思いをしなくてすんだのに。カンシャクを起こして先を割らずにすんだのに。
でもよく考えてみれば先を壊さなければそういうことに気がつかなくてあいかわらずわずらわしい思いに耐えながら掃除機を動かすことになっていたかもしれない。
こういうのってケガの功名っていうのかな?よーわからん。
今私のエプロンの右のポケットに割ってしまったそうじ機の欠片が入っている。
その欠片を目にすると、心が少しちくちく痛い。
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文豪の真夜中の近所迷惑